岡山県の「トマト銀行」を考察する

トマト銀行の名前の由来

トマト銀行はインパクトのある名称から、流行語大賞の候補になったこともありました。銀行としては、昭和6年の倉敷無尽として開業したのが最初で、その後いくつかの名称変更を経て、1989年(平成元年)に現在の名称である「トマト銀行」となりました。

直前の名前は「山陽相互銀行」という名前だったのですが、どうもぱっとせず、地元の岡山県には中国銀行という規模の大きい銀行が既に存在していたこともあって、なんとかしてライバル銀行よりも「目立ちたい」という意図が、トマト銀行というネーミングに至ったきっかけです。「トマト銀行」になったおかげで、全国的にも知名度があがり、企業向け営業のために東京へ支店を設けた際には、予想外に多くの一般顧客も口座を設けました。

なぜ野菜の「トマト」なのか?その理由をトマト銀行では「かわいらしい」「新鮮味がある」などとして挙げています。ただし岡山県はトマトの産地でもなく、トマトと一切関わりがない状況であったのに、よくこのネーミングに決めたものです。

もちろん名前に負けず、経営も先進的です。インターネットバンキングへの取り組みをどの銀行でも始めた頃、トマト銀行でも「ももたろう支店」というインターネット専用支店を作りました。この支店では「スペシャルきびだんご定期預金」を販売しています。1年物定期預金の金利はなんと業界屈指の0.25%で、業界屈指の高金利定期預金を提供しています。